问题 选择题

北洋军阀将领吴佩孚(1874—1939)曾经填词《满江红·登蓬莱阁》:“北望满洲,渤海中,风浪大作。想当年,吉黑辽沈,人民安乐。长白山前设藩篱,黑龙江畔列城郭。到如今,倭寇任纵横,风云恶!甲午役,土地削;甲辰役,主权堕!叹江山如故,夷族错落。何日奉命提劲旅,一战恢复旧山河,却归来,永作蓬山游,念弥陀!”对此理解正确的是

①该词作于九一八事变以后

②该词中“甲午役,土地削”指的是甲午战败,清政府割地赔款给日本

③该词中充满了收复失地的雄心壮志

④“甲辰役,主权堕”指的是卢沟桥事变后平津的沦陷

A.①②③④

B.②③④

C.①②③

D.①②④

答案

答案:C

题目分析:从材料可以看出,当时东三省已经失去,这应该作于九一八事变后;甲午役,指的是甲午战争,中国战败,签订了《马关条约》,丧失了大量的主权;从材料“何日奉命提劲旅,一战恢复旧山河”可以看出作者收复失地的雄心壮志。因此①②③均正确,故选C。④错误,甲辰役应该指的是日俄战争。

点评:近代以来,中日之间发生了几次战争,其中主要的是甲午战争和全面的抗日战争。甲午战争中国战败,丧失了大量的权益,中国的民族危机大大加深,帝国主义掀起了瓜分中国的狂潮。抗日战争是近代第一次取得完全胜利的反侵略战争。国共两党紧密合作,结成了抗日民族统一战线。抗日战争的胜利,提高了中国的国际地位,民族凝聚力进一步增强。

单项选择题
单项选择题

小説が人間の生きる現実の上に成リ立つものである以上、その生と死を絶対的に縛る<時間>から解き放たれることはあり得ない。というよリ、より広大な、よ り豊潤な<空間>に向けて飛び立ち、漂い出すことを夢みながら、常に腰につけた<時間>の皮肉な命綱によってその世界を守られ、限られ、狭められているの が、小説なるものの運命なのではあるまいか。(中略)小説がそのように<時間>に固く結ぴつけられているとはいっても、小説の中で生きて動いているのは日めくりカレンダーや柱時計ではなく、登場人物としての人間達である。(注1)もとより、現実生活においても<時間>が見えるわけではない。見えない<時間>をなんとか目に映るものにしようと努力して、人間は暦や時計を生んで来たのだろう。( ① )、小説の中で時の(注2)推移を見えるものとするのは、暦や時計それ自身ではなく、溜息をつきながら暦をめくり、不安げな表情で壁の時計を見あげる、あれこれの人物達に他ならない。(注3)極言すれば、ここでは人間そのものが、ある意味では暦であり時計であるともいえる。とはいっても、人間を単なる<時間>の(注4)函数として考えようとするのではない。むしろ、②人間の存在とは、そのままごく自然に<時間>の表現でもあるという一事を述べたかったに過ぎない。たとえば、こんなことがあるだろう。---1軒の家で暮す一つの家族を描く時、幼い子供達がいる。その父親ヒ母親がいる。この親子は時間の(注5)連鎖の中で生れて来たものである。つまリ、父親となる男性と母観となる女性がいたから、はしめて子供達が生れて来たわけである。よくいわれるところの核家族とはこの2世代によって構成される家族のことだ。そこでは、いわば③原因と結果が最短距離で向き合い、最小単位の家族を構成しているといえる。その家族に、更に上の世代、祖父なり祖母なりが加わるとする。④3世代の家族が生れると、これは核家族とは微妙な違いを見せることになる。親と子の関係は二重のものとなり、単純な原因 結果の環によって祖父母と孫達とをつなげるのはむずかしい。つまり、核家族(注6)に比してこちらでは親と子の関係が相対化してくる。ある家族にとって必ずしも必要なものとはいえないこの年寄りの存在は、しかし一方では(注7)当 の家族にとってまさに<時間>そのものに他ならぬともいえるのではないか。親と子がただ二つの世代で向き合っていた際にはあまりに原因 結果の結びつきが 直接的であったためによく見えなかった<時間>の姿が、祖父母を加えることによって俄かに立体的なものとして浮かび上って来るということはないだろうか。年寄り達は、( ⑤ )という事実を示すことによって時の不思議な影を孫達に(注8)垣間見せるとともに、自らの古さを通してもそこに降り積んだ時の(注9)堆積を家族の目の前(注10)に晒さずにはいまい。つまり、<時間>は逃げようもない血のつながりを素材として家族の中にそ(注11)の本性を現したわけである。(黒井千次「家族.家屋.時間」『日本の名随筆83 家』による)(注1)もとより:いうまでもなくわしい (注2)推移:移り変わること (注3)極言すれば:極端な言い方とすれば(注4)推移:函数(通常「関数」と書く):ある数aの変化によって、他の数bが変化する時、bはaの関数であるという (注5)連鎖:鎖のようなつながり (注6)~に比して:~に比べて (注7)当の~:まさにその~(注8)垣間見せる:ちょっと見せる (注9)堆積:積み重なったもの (注10)晒す:隠すところなく見せる(注11)本性:本来の性質

 ④「3世代の家族が生れる」とあるが、そのことによってどのような二とがわかってくると筆者は言っているか。

A.子供には年寄りとの良好な人間関係を作ることがむずかしいということ

B.第三者が入ると、親と子供が直接向き合えなくなるということ

C.人間はいつか父や母となり、そして祖父母になるということ

D..年寄りが家にいれば親は必ずしも必要ではないということ