(2)昨夜、寝られなかったという方、心配いりません。寝られなくてもいいんです。人間というものは、寝よう寝ようと思えば思うほど目が冴えて(注1)しまうようにできています。ですから、眠れればよし(注2)、寝られなくてもいい、どっちでもいいと思うようにしてください。なかなか眠りにつけないときは、積極的に(寝られなくてよかった。寝られなかったからこそ、読書ができた)、(目が冴えて、友達への手紙が書けた)というふうに考えてください。そうしたプラス思考(注3)の考え方が、寝るということにつながるのではないかと思っています。(注1)目が冴える:頭や目などの働きが活発になる(注2)よし:いい、問題はない(注3)プラス思考:物事を良い方向に考えること
A.寝ようと思えば必ず寝られると考えて、眠くなるのを待つ.
B.寝られないことは問題であるので、積極的に寝るように努力する。
C.自然に眠くなるように読書したり手紙を書いたりして目を疲れさせる。
D.気にしないで、寝られないことでいいこともあるのだと考えるようにする。