(4)日本の小学生、中学生、高校生に対して行った調査の中で、「なりたい職業がある」と答えたこどもに次のようなことをするかどう聞きました。質問1「どうしたらその職業につくことができるのかを調べること」質問2「その職業につくために努力していること」(クラフはBenesse教育研究開発センター「第1回子ぎも生活実態基本調査」による)
A.学校段階が上がるにしたがって、将来自分の希望する職業につく方法を調べる子どもや、その職業につくための努力をしている子どもが増えるかというと、そうではなく、学校段階による差は見られない、年齢の高さと職業への関心の高さには関係がないようだ。
B.学校段階が上がるにしたがって、将来自分の希望する職業につく方法を調べる子どもが減っているが、その職業につくための努力をしている子どもは多くなっている。これは、年齢の高い子どもはすでに就職に関する知識が十分にあることを示しているだろう。
C.学校段階が上がるにしたがって、将来自分の希望する職業につく方法を調べる子どもが増えているが、その職業につくための努力をしている子どもは、むしろ減っている。職業への関心の高さは必ずしも実際の努力につながっていないようだ。
D.学校段階が上がるにしたがって、将来自分の希望する職業につく方法を調べる子どもが増えており、それと同時に、その職業につくための努力をしている子どもも多くなっている。職業への関心の高さが実際の努力につながっているようだ。
参考答案:C