(3) 演劇でも書物でも、文化や芸術には、知らない世界に自分の身を置き換え、身近な(注1)ものにするという力がある。それは「人の身になって考えてみるという想像力が培われる(注2)ことでもあると思う。 この想像力により、様々な差異(注3)を超え、世界の人々が同じ「人間」として、幸せに生きてほしいという願いが自然にわいてくる。実はこういう文化の力こそが平和につながる大きな力なのかもしれない。 (東美恵子「壁超える想像力」2002年11月3日付 読売新聞による)(注1)身近な:自分に関係が深い(注2)培う:育てる(注3)差異:違い
A.世界の人々が平和に生きてほしいと願う力
B.いろいろな文化の違いを比較し、理解する力
C.外国の文化や芸術を見て、わからないところを考える力
D.演劇や書物を通して、自分とは異なる世界を想像する力