问题
单项选择题
古本屋 わたしは、町を歩いていて古本屋かあると、必ずのぞいてみる。古本屋の店の造りはどこも同じで、あまり広くもない間口の中央を本棚でしきり、入り口が二つになっている。人ひとり立つと、いっぱいの1通路の両側に天井までぎっしり本が詰まっている。奥の方には、並べ切れない本が山のように積み上げてある。その間の2わずかのすきまに、店の主人が、トランジスターラジオを聞きながら店番をしている。 わたし3( )、あの古本特有のにおいが何とも言えない魅力である。4それに誘われて店内をひとまわりする。おびただしい本の数であるが、整然と分類されている。わたしは専門の歴史の前に立ち止ってぎっしり並んだ本の背を上から下へと見ていく。5目にとまったものがあれば、抜き出して手に取ってみる。表紙、とびら、目次、奥付などをちょっと見て、序文を読み、ページをばらばらめぐる。ときには一部を立ち読みする。表紙裏のねだんを見て、手ごろなら、その場で買ってしまう。どうしてもほしくてさいふをはたいて買い、歩いて帰ってきたこともある。買わずにそのまま出てきても、6何の気がねもない。わたしの散歩も、たいていそういう古本屋めぐりである。
作者はどんな人か。次から選びなさい。()
A.知識人
B.会社員
C.役人
D.商人
答案
参考答案:A